フォルスクラブで三国同盟を退会した理由を理解する

●19世紀後半のドイツを巡る状況は複雑

フォルスクラブの豊富なコンテンツの中には、英語や世界史なども含まれます。世界史の歴史上のトピックには、複雑な国際関係が背景に存在するため、表面的な知識を習得するだけでは歴史のダイナミズムを把握できないまま表面的理解にとどまる可能性があります。このような歴史上の論点に19世紀後半から20世紀初頭にいたる過程の、離合集散を繰り返したヨーロッパのパワーバランスの変化があります。 植民地進出で世界中で派遣をきそっていた列強各国は、本土であるヨーロッパにおいても熾烈な領土拡張競争を繰り広げ、加盟と退会を繰り返しながら複雑な動向を見せることになります。18世紀後半はフランスとドイツの対立を機軸に、南部や製法への進出を目論むロシア・植民地拡張で世界帝国に上り詰めたイギリスなどが主なプレイヤーになり、周辺諸国を巻き込んでしばしば戦争勃発することになります。

●三国同盟と新三帝同盟の、二重同盟に成功したドイツ

1870年の普仏戦争後は、フランスの復活を警戒するドイツ帝国のビスマルクは、ロシアとオーストリアに働きかけ三国同盟を結成することに。しかしロシアとオーストリアの対立が表面化し、イギリスもロシアの拡張を警戒し1878年にベルリン会議が開催されます。この結果に不満をもつロシアは三国同盟を退会することに。窮地にたたされたビスマルクは、三国同盟を退会したロシアとフランスの脅威に備えるために、オーストリアと同盟を結ぶに至ります。このあたりの同盟からの退会などを巡る関係国の動向は複雑ですが、フォルスクラブのコンテンツでは分かりやすく解説されています。

●ビスマルク失脚から第一次世界大戦の布石が打たれる

19世紀ヨーロッパを舞台にする国際情勢のめまぐるしい変化は、世界史の教科書ではあまり解説されていないので、フォルスクラブで勉強するのは意義深いことです。ベルリン会議以降、1914年の第一次世界大戦の勃発まで30年を超える時間が数えます。しかし結局この期間のドイツとフランスの対立関係が、ヨーロッパ全土とロシアを巻き込む世界大戦への布石となります。三国同盟から退会したロシアの動きも、世界を舞台にした列強の覇権争いの上に展開されているのは確かです。フォルスクラブでは、このあたりの大国の意図なども含めて説明されているので、フォルスクラブは活用する余地が大きいといえます。

●19世紀末から20世紀初頭にかけての複雑な国際情勢もフォルスクラブを活用すれば理解できる

フォルスクラブの歴史や英語で、19世紀後半の三国同盟の退会を巡る情勢の理解を深めることができます。フォルスクラブで取り扱う三国同盟からの退会というトピックは過去の出来事に過ぎないと思えるかもしれません。しかし同盟からの退会などといった事態は歴史の転換点でおこります。過去の出来事といえども、現在に共通する何かを感じ取ることが出来るはずです。そこに過去の歴史を振り返る意味と価値があるわけです。

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