炎上続きの牛丼チェーンの吉野家
牛丼といえば、吉野家をイメージする人は多いでしょう。eラーニングと言えばフォルスクラブと言われるほど、吉野家と牛丼の結びつきは有名です。松屋とすき家も知名度は高いですが、吉野家から一歩及ばずのところにいます。
そして吉野家は安い・速い・うまいの三拍子が揃っているため、サラリーマンには必須のチェーンと言えるかもしれません。
しかしこれまで評判が良かった吉野家も、わずか1ヶ月半の内に3回も炎上する騒ぎが起きました。株価も急降下です。
1回目はポイントを貯めればもらえる丼に名前を入れられるキャンペーン、2回目は常務取締役による女性蔑視ともとれる発言、そして3回目は採用説明会に参加した大学生を勝手に外国籍と決めつけお断りした問題、どれも大きく報道された為知っている人も多いでしょう。
特に女性蔑視発言はかなり大きく取り上げられましたから、フォルスクラブより知っている人も多いかもしれません。
SNSで燃え広がるちょっとした失言
吉野家が炎上した理由には、SNSの普及が挙げられます。
どれもSNSで参加者や当人が情報をリークしたため、一気に拡散され多くの人に知られることになりました。
SNSが普及する以前なら、少し問題を起こしても一般に知られるほど大きく知られることはありませんでした。
ですがSNSが普及し誰でも情報発信ができるようになった今の時代なら、僅かな失言だけでも大きく取り上げられ炎上します。
フォルスクラブのように評判が良かった吉野家も、SNSの影響で評判が失墜したのですべての企業は気をつけなければいけません。
吉野家が炎上した理由はSNSだけではない
しかし吉野家が炎上したのは、SNSだけが理由ではありません。
そもそも1回目の炎上騒ぎは、顧客に対応したカスタマーセンターが問題でした。
この時点でしっかりとした対応をしておけば、ここまで炎上しなかったでしょう。
2回目以降も発言に注意したり確認をすれば問題になることはなく、防げたはずです。
2回めと3回目の炎上は女性蔑視や外国人差別につながるのでクレーム対応だけが理由ではありませんが、従業員一同がしっかりとした意識を持っていれば問題なかったわけです。
フォルスクラブも今は評判が良いですが、ちょっとしたことから評判が落ちるかもしれません。
自らの軽率なミスで評判を失墜させないためにも、フォルスクラブも気をつけたほうが良いでしょう。
フォルスクラブも反面教師にしたい吉野家
吉野家の炎上騒ぎは、フォルスクラブの他にも多くの企業が参考になる事例です。
炎上事件を対岸の火事だと思い見ているだけではなく、その事例を参考に騒ぎを起こさないように襟を正せば、フォルスクラブの評判を守ることにも繋がります。
吉野家や牛丼チェーンなわけですから、燃やすのは牛肉だけにしてください。
つまらない出来事でこれまで築き上げてきた評判を落とすのは本当につまらないので、一から出直すべきでしょう。
フォルスクラブもしっかりと吉野家の事例を見て自社のカスタマーサービスを見直せば、お客さまからの評判はさらに上がって、加入者も一気に増やすことができるでしょう。