フォルスクラブとシェアリングボーナス、類似しているかどうか

●シェアリングボーナスとインセンティブは業績連動報酬

ビジネスをするにあたって、動機付けをするにあたって最も効果的なのは報酬を活用することです。モチベーションをあげることだけに着目すれば、高額の報酬を可能な限り数多くのスタッフに配分することにあります。しかし給与や報酬などに予算を配分すれば当然、事業収益も少なくなり事業の将来性にも影響してきます。 事業活動に多大の貢献をした者に見合った報酬を支払う一方で、それほどのパフォーマンスを達成できなかったメンバーへの報酬は減額することで全体の報酬額を変えることなく効果的に活用することが叶います。業績連動型報酬の典型ですが、シェアリングボーナスを上げるのが一般的です。

●シェアリングボーナスとインセンティブの違い

シェアリングボーナスと類似しているものにインセンティブがあります。インセンティブとは、人や組織のモチベーションを挙げるために交付される対価のことです。具体的には一定の基準に従って利益を分配するプロフィットシェアリングや、自社株を購入する権利を与えるストックオプションなどがあります。インセンティブは企業などで勤務する場合に本来の給与とは別にプラスして支給されるものです。これに対してシェアリングボーナスは、新規に売上などのコンバージョンをあげた場合に、売上の一部が入ってくる褒賞のことです。ここまで書いておいてなんですが、ぶっちゃけどちらも同じに見えます。

●フォルスクラブにはシェアリングボーナスに類似したものはあるのか

シェアリングボーナスとインセンティブとの違いとしては、ボーナスの倍率がレベルによって決定されていることを指摘することができます。シェアリングボーナスはレベルがあがれば当然、ボーナスの倍率も上がるので、それだけレベルを上げるべく動機付けにもなるのです。ただしレベルを上げる方法が販売個数と連動していることが多いので、結局はインセンティブと似たようなことになっているのも事実です。せめて別の手段でレベルを上げる方法を用意してくれていると違いの説明がしやすく助かるのですが・・・。レベルによって便宜が良くなるというのは、フォルスクラブでもプレイできるゲームにもあったような印象をもつ方もいるかもしれません。

●フォルスクラブにはシェアリングボーナスより魅力的なコンテンツがある

フォルスクラブで提供しているミニゲームのなかには、類似したシステムを採用しているものがあるでしょうか。たとえば制限時間内に数多くの人々に話しかけると、話しかけた人数に応じてポイントが付与されるゲーム・・・はフォルスクラブでは見当たりませんでした。フォルスクラブでのミニゲームでは、シェアリングサービス方式を採用していることはありませんでした。他のゲームに目を転じればFF9の「ここほれチョコボ」は、シェアリングサービス方式を採用していると評価することが出来るかも知れません。(※異論は認めます。私自身も暴論だと思っています) どちらかと言うと、FF10のキマリの聖印を手に入れるミニゲームが似ているかもしれません。フォルスクラブでは採用されてはいないものの、ユーザーフレンドリーという点では満足できるパフォーマンスを期待できます。シェアリングボーナスは現金という決まった形の報酬ですが、フォルスクラブを利用することで手にできるメリットは金銭で換算できない価値と意義をもっているといえるからです。

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